自営業を始めてからというもの、もう長い期間下請けの仕事をやってるなぁ。
今ではほとんどが下請け仕事だ。下請けの仕事は価格を抑えられるからやっててもまったく面白みがない。
下請けってことは、元請けがいるんだからそこはしょうがないってもんだ。
景気がいい時は元請けさんも儲かっているからこっちの言う価格で仕事を出してくれるけど、景気がドーンと落ちれば値引きを要求してくる。自分達も利益を確保しないといけないからね。
でも、それはこっちも一緒。
だから元請けが儲からなければ価格もどんどん値下げを求められ、下請けはもっと儲からなくなる。
そんな関係だから、元請けが喜んでくれるのは価格を安くした時だけだ。
今のご時世、仕事の仕上がりがどんなにキレイだろうとそれを喜んでくれることはない。
これじゃやってる方は当然面白くないよね、誰が見たって。
だから、オレはこんな状態を打破して早くこんな状況から抜けだしてやろうと、金銭的な面を何かで補えればなという思いも込めて「ヤフオク」や「メルカリ」をやってんだ。
今までは片手間でやってたんだけどね。仕事の合間や帰宅してからの小銭稼ぎ程度に。
でも実際にしばらくやってきて、「こっちを徐々に大きくしていくことも可能だな」という手ごたえは掴んでた。
それでそのネットでの稼ぎの作戦を練り直すのに、今まで自分が取引してきた物やお客さんの反応なんかを見ている時、ヤフオクでお客さんがオレにしてくれた評価を見ていたんだ。
すると思わずその中の6年ほど前にもらったコメントに目が留まった。
「完璧です。封筒を開けて久しぶりに感動しました。自分も出品者のはしくれとして見習いたいところですが、なかなかこうはできません。誠にありがとうございました。また機会がありましたら宜しくお願いします」と。
オレは「あ~、こんな評価あったなぁ。この時こっちが驚いたもんな、こんな評価されて。商品はみんな同じで、梱包方法もまったく変わらないのに」と思った。

でも何年振りかにこのコメントを見た瞬間、軽く電流が走った。
「やっぱお客さんとの直接のやり取りって、楽しいしうれしいなぁ」って。
もうすっかり忘れてたよ、この感じ。
なが~い間、お客さんとの間に入ってる、価格だけを喜ぶ業者の顔しか見たことがなかったからね。
でもこれで自分の中でスイッチが入ったよ。
「よし、これまでのネットでの販売の幅を広げてもっと強化していくか!」ってね。
なにも顔を合わせることだけがお客さんとの直接の取引じゃない。
メールやコメントのやり取りだって、直接やってりゃ立派にお客さんとの直接の取引だ。
喜んでいる様子だって、顔だけでしか判断できないわけじゃない。
せっかく何かをやるんだったら、やっぱり喜んでもらった方がいいに決まってる。
このブログも、そんなふうにしていきたいなぁと思う。
何十年かかるだろうか‥‥。
以上、『下請けは面白くない。お客さんとは直接がやっぱり楽しい』でした。






