パニック障害。
オイラの場合は、人とも会わず、人と話もせず、電話に出る事もできず、車も運転することができず、家の目と鼻の先にあるゴミ収集場所にゴミ出しさえもできないような、ホント地獄のような1年半を過ごしてきた。
そんなオイラが人生初のパニック障害を患い、、家族ならわりと理解してくれて、安心させてくれて、そのうちよくなるもんなんだと思い込んでいた。

でも、実際は違った。勝手にそう思ってただけだった。
違うどころかその逆で、何でこの状態のオイラに、またさらにそんな言葉を掛けるんだろうと思うような言葉の方が多かった。
もちろん今までの普通の状態のオイラだったら何とも思わないんだろうけど、その時はすでに普通の状態じゃない。
ていうかすでに異常。
物事の受け取り方も感じ方も考え方も、こっちはビンビンに狂ってるし過剰になってるからしょうがないけどね。
言い方も言ってる内容も、冷静に今になって思えば今までと大して変わらない。
家族の方も別にイジメるつもりで言ってるわけじゃなく、元気を出してほしい、楽に考えてほしい、くよくよしないで頑張ってほしいという思いからの言葉だってのは、今ならわかる。
でもこっちからしたら、そのときは常に心配で常に不安な状態の中で家族なら理解してくれると思っていたのが、聞かされる言葉はオイラが落ち込むような言葉ばかり。にどうしても聞こえてしまっていた。
全てがそんなふうにしか聞くことが出来なかった。
そして「誰も理解してくれる人はいない」という感情からまたさらに不安になり悪化する、というサイクル。
でもしょうがないのよ、そもそもわからないんだから。パニック障害のこと自体知らないんだから。
だからもう最初から「家族なら理解してくれる」と思わないこと。
「家族のくせにわかんないのか」なんて思わないこと。
悪気はないんだ。わからないだけ。なった人にしかわからないから、こればっかりは。
オイラだってパニック障害になるまでは、パニック障害やうつ病や気分障害のことなんてわからなかった。
「真面目過ぎるんだろうな」、「考えすぎる人なんだろうな」とか「もうちょっと肩の力を抜けばいいのに」
とか、せいぜいこんなもんだった。
が、いざなってみれば、そんな生易しいもんじゃなかった。
ホント、なった人にしかわからない。
だから最初から「家族なら理解してくれる」なんてことは思わない方がいい。余計悪化するから。
でも最初からこう思うことで、症状が悪化する要因を少しでも減らせると思う。
それと同時にとにかく毎日心の中で呪文のように「何とかなんだろ」と考えて過ごすのも手だ。
以上、『パニック障害。家族なら理解してくれる、と思わないこと』でした。






